デジタルフィニッシングにおいて新次元の効率性とシンプルさを実現 - Esko

デジタルフィニッシングにおいて新次元の効率性とシンプルさを実現

2016年4月22日

ゲント(ベルギー)、2016年3月16日 - Eskoは、デジタルフィニッシングソリューションを全面的に強化して再導入します。Kongsbergカッティング/クリーシング/ミリングテーブルがシンプルな新プラットフォームに整理されており、完全に統合されたソフトウェアソリューションコレクションも用意されています。

主なポイント:

  • テーブルサイズや設定を幅広く選択できる2種類の新しいテーブルファミリー:Kongsberg XとKongsberg C
  • 自動ツール調整機能により、高速のジョブ切り替えを実現
  • 新しいソフトウェアツールにより、正確な見積もりと製作プラン策定を実現
  • 出力ソフトウェアに専門知識を伝えるフィニッシング資材データベースを統合
  • Automation Engine Device Viewにより、カッティングテーブルをワークフローに統合することで、ジョブ管理を改善

市場のニーズとトレンドの把握

Eskoは、数十社の企業の協力の下、小ロットフィニッシング市場(サイン/ポスター 、ディスプレイ、板紙パッケージ加工)の製作プロセスを詳細に分析しました。その結果、締め切りを守り、利益を増やし、使いやすさを高めるため、出力と制御に関するニーズが全体的に高いことがはっきりしました。

Eskoのデジタルフィニッシング部門R&D担当ディレクターであるFrank Adegeestは、次のように述べています。「Eskoのお客様は、店内向けのサイン/ポスターや独立型ディスプレイの製作を通じて、さまざまなブランドや小売業者をサポートし、市場投入プロセスを展開しています。製品バリエーションが増え続ける中、サイン/ポスターやディスプレイも同様にバリエーションが増加し続けています。

デジタル大判フラットベットプリンターのサプライヤーは、印刷処理能力を大幅に高めることで、このような市場ニーズの変化に対応してきました。その結果、今や、デジタルフィニッシングが製作のボトルネックになるおそれが生じています。Eskoは、drupaにおいて、Kongsbergテーブルとデジタルカッティングワークフローの技術革新を幅広く示します。付加価値を生まない無駄な時間を製作プロセスから取り除くことに焦点が置かれています。Eskoは、堅牢な運用制御・管理ツールをお客様に提供し、総合設備効率(OEE)で業界のベンチマークを打ち立てます。」

シンプルになったプラットフォームの選択肢

Eskoは、Kongsbergテーブルポートフォリオを整理、強化し、事前定義済みの設定やフルアップグレードが可能な設定など、お客様それぞれのニーズに最適なシステムを簡単に判断できるようにしました。

今後は、Kongsberg XKongsberg Cという2つの製品ファミリーが選択肢となります。それぞれのファミリーにおいて、さまざまなテーブルサイズや設定が幅広く用意されています。

2つの製品ファミリーは明確に区分されており、Kongsberg Xは多用途かつクリエイティブなジョブに適しており、Kongsberg Cは効率的な製作で最高の生産性を実現します。

Kongsberg Xはアップグレードによる柔軟性を備えており、ビジネスニーズの増大に応じてカット、罫引き、ミリングなどのツールを追加できます。Kongsberg Cは小ロット製作に最適で、既存のKongsberg Cラインをベースに、小型テーブルサイズの選択肢が追加されています。

どちらのテーブルファミリーでも、生産性/自動化/運用管理用のソフトウェアが利用できます。エントリーレベルシステムにはアップグレードパスが用意されており、時間とともに、成長に合わせてアップグレードしていくことができます。

製作処理能力の向上

今日のお客様は、小ロット製作を大量に処理することが多くなっています。そのため、ジョブ間で機械のセットアップが必要となり、製作プロセスにおいて付加価値を生まない時間が大量に発生しています。ナイフを交換し、ツールを設定する間は、製作を行うことができません。

Kongsbergテーブルに新しく搭載された自動ツール調整機能は、カメラ検査とデジタル画像処理を用いて、各ジョブの開始時に機械のツールを調整します。新しいジョブが異なるツールを必要とする場合、自動ツール調整機能は、選択した基材に合うツールを自動でセットアップします。このスマートなツール調整機能により、切り替えの複雑さが軽減し、高速化します。

自動ツール調整機能の主要な技術革新として、包括的な資材データベースが統合されています。このデータベースには、長年にわたって蓄積されてきたデジタルフィニッシングの専門知識がまとめられています。オペレーターは、ジョブをセットアップする際、ツールやナイフの選択、設定について、システムから専門的なアドバイスを入手することができます。この情報を用いることで、フィニッシング製作プロセスから当て推量を排除し、ジョブ間の切り替えや製作プロセス全体を高速化しつつ、一貫性を高めることができます。高価な素材に対する損傷や、品質のばらつきが劇的に削減されます。

Adegeestは、次のように述べています。「別の基材向けにツールを切り替える際、従来は余計な時間がかかっていました。小ロット製作では、自動化が重要な必須条件であり、自動化を通じて、処理能力を高め、利益を増やすことができます。Eskoが実施した調査によると、ジョブのセットアップに必要な時間は30%削減され、機械の処理能力は10%以上向上しています。」

正確な見積もりによる利益の保護

お客様との対話を通じ、デジタル印刷の小ロット製作で利益を上げるのは非常に難しいことが判明しています。ジョブを見積もる際、ジョブの製作にかかる時間を正確に把握することが重要です。ジョブを正しく評価することで、正しい見積価格を算出し、正確な納期を予想し、最終的に全体的な利益を守ることができます。

新しいKongsbergソフトウェアモジュールは、このような課題に対処します。パッケージ、サイン/ポスター、ディスプレイのデザインを準備すると、資材の種類や厚みなどの製作メタデータに基づいて、自動的に製作の見積もりが行われます。

製作管理

デジタルフィニッシングにおける正確な製作プランの立案と優先順位設定が、容易に管理できるようになりました。Eskoは、Kongsbergテーブルに対して、ワークフロー自動化ソフトウェアのAutomation Engineと統合しました。Automation EngineのDevice Viewを利用すると、仕上げ製作を効率的に制御できます。接続されているすべての機器の仕掛品、ステータス、キューが画面にわかりやすく表示されます。このソフトウェアは、最適なシートネスティングを判断し、製作処理量を増やします。オペレーターは、直感的なドラッグアンドドロップインターフェースを使用することで、テーブルキューの優先順位を設定し、急ぎのジョブを挿入し、テーブル間の作業負荷のバランスを取ることができます。

Adegeestは、次のように結論付けます。「EskoのデジタルカッティングソフトウェアとKongsbergテーブルの組み合わせは、新次元のデジタルフィニッシングを実現します。デジタルフィニッシングプロセスの制御性を高め、カッティングテーブルの処理量を最大化しつつ、面倒な作業からオペレーターを解放し、効率性を高め、エラーを減らすことができます。これにより、パッケージ製作のシンプル化、サイン/ポスター、ディスプレイ製作のシンプル化が実現します。」

Kongsberg C/Xシリーズのデモ

Kongsberg C/Xシリーズテーブルは、「drupa」以降、量産出荷が開始されます。drupaのEskoブースでは、自動ローディング/アンローディングを備えたKongsberg C24、コンベアーベルトを備えたKongsberg X24、フェルトマットを備えたKongsberg X20のデモを行います。EskoのパートナーであるHPのブース(ホール17)では、コンベアーベルトを備えたKongsberg C24を用いて、デジタル印刷された看板/ポスターやディスプレイのカッティングデモンストレーションが行われます。